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中村雨紅展示ホール

中村雨紅展示ホール

ここ八王子市上恩方町出身で童謡「夕焼小焼」の作詞者として知られる中村雨紅(本名 高井宮吉)に関する資料を展示しています。
時代の流れに変りなく中村雨紅を通じて、親子や祖父母と孫が語り合えるように作られています。

中村雨紅プロフィール

童謡「夕焼小焼」の作詩者・・・中村雨紅

本名 高井宮吉。
明治30年東京府南多摩郡恩方村上恩方(現在の八王子市上恩方町)生まれ。大正5年東京府立青山師範学校を卒業、東京都北豊島郡日暮里町の小学校に奉職。後に日本大学高等師範部国漢科に学ぶ。
日暮里の教職時代から、児童の情操教育のために童話・童謡の執筆を始め、童話 ・童謡雑誌「金の船」(のちに『金の星』と改題)で活躍中の童謡作家・野口雨情に傾倒、雨紅のペンネームを使うようになった。
大正12年、本城千代子と結婚。同年文化楽社から刊行された『文化楽譜あたらしい童謡その1』に「夕焼小焼」ほかの童謡が掲載された。この譜面は震災に遭い、そのほとんどを焼失。わずかに残った十数部により「夕焼小焼」が歌い広げられていったという。
昭和47年逝去(75歳)。